イタリアでも麦茶が飲める!!この夏、大活躍した大麦コーヒーとは
暑い季節、水分補給量も増える
夏になると我が家では、大人2人と幼児2人でペットボトルの水を1日2リットルは軽く消費しちゃいます。そうなってくると面倒なのが水の購入です。
基本的にスーパーで1.5リットル≒0.25センス×6本で1パックになったペットボトルの天然水(acqua naturale/アックア・ナトゥラーレ)と、炭酸水(acqua gassata/アックア・ガッサータまたはfrizzante/フリツァンテ)を1回に計12本購入します。
車がないので両手で持てる限界の量です。
または、近所の給水機まで空のペットボトルを持って行き1リットル0.5センスで水を入れています。
これが毎度のことだと結構大変です。
水の値段も日本に比べれば安いのですが毎回の購入だと塵も積もれば…で。
水道水も飲めないことはないのですが、カルキ臭や石灰も気になるのですすんでは飲みません。
市販のお茶は加糖のものばかり
売られてる清涼飲料水など子供向けのカフェインレスの紅茶(deteinato/デテイナートまたはsenza caffeina/センツァ カフェイーナ)もそれこそお砂糖たっぷりで与えるには気が引けます。
ジュースも頻繁には与えたくない。
イタリアでもアジアンマーケットに麦茶って売ってないのかな?と調べていたところ…見つけたのがコレ!!
大麦コーヒー(frizzante d'orzo/カッフェ・ドルゾ)はスーパーでも簡単に手に入るノンカフェインのコーヒー
実は私が初めて妊娠したときに、義母が買ってきてくれたものがこの大麦コーヒーです。
ミルクを足して飲んでみたところ、あまり好きな味ではなかったのですが思わぬところで大好きになってしまいました!
子供の頃に、麦茶に牛乳を混ぜるとコーヒー牛乳の味になるなんて言われて実験したことがありましたが、あながち間違ってはなかったのですね。
作り方
1.5lのペットボトル分の麦茶を作るには、大さじ1の粉末で丁度よいかと思います。
我が家では水道水を鍋で一度沸かしてから作りますが、冷たい水でもこの粉末ちゃんと溶けます!なのでコップ1杯からでも麦茶が簡単に作れます。
夏になぜ麦茶が定番飲み物なのかと思ったら、汗で失われがちなミネラルが補給できるからなんですね。子供も水より麦茶の方が美味しいみたいでよく飲んでくれます。
この大麦コーヒーのおかげで、日本から麦茶のパックを送ってもらったり、持ち込む必要もなくなりました。
長女のいびきはアデノイドと扁桃腺肥大が原因?!④【イタリアの耳鼻咽喉科でアデノイドを診てもらう】
⬆前回記事のつづき
アデノイドも診てもらうため再び耳鼻咽喉科へ(12月5日)
今回も午前中の診察のため幼稚園を休ませ、バスに乗って20分ほどのASL内にある耳鼻咽喉科へ向かった。
さぁ、今日はきっと日本で診てもらったようにカメラを鼻の中に入れて検査してもらえるものと思いきや…
小児科となんら変わらない診察に少しガッカリ
まずはアーッと大きな口を開けさせて喉の奥や扁桃腺を診察。
次にライトで鼻の奥を照らして中を診て、はい終了。
えっ…!?これで終わり??
わざわざ幼稚園を休ませて来たのに!
医者が言うには、アデノイドも扁桃腺も少し大きいが特に何かしないといけないほどではないとのこと。
ほら、今だって普通に鼻呼吸してるでしょ?と娘を指す医者。
娘を見ると、ふだんはポカンとだらしない顔をして口呼吸ばかりしているのに医者の前だけ頑なに口を閉じ数分間その状態を維持していた。
なんだ!!我が娘よ!やろうと思えば口を閉じれるんじゃないか!!
それとも呼吸が苦しいのに医者の前なんで我慢してるのか??
次回はSAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査
今冬の娘の様子
【困惑】イタリア人の名前が覚えられない!!
イタリア人名の特徴
多くのイタリア人は聖人名や祖父母の名前から取るため、流行り廃りはあるものの幅広い年代で同じ名前を持つ人が多い傾向があります。
よくあるパターンとして、男性なら-o、女性なら-aで終わるのが特徴。
※例
男性Francescoフランチェスコ
女性Francescaフランチェスカ
私はよくテレビを見ていたり、外で誰かが誰かを呼んでる声を聞いたときに、名前の最後の部分がちゃんと聞き取れず男性か女性かどっちだろうとわからなくなることもしばしば。
今回は、娘が幼稚園に通うようになりたくさんのイタリア人と出会う機会が増えた今、ぶち当たっている悩みについて書いてみます。
⏬項目⏬
私の頭の中・娘のクラスメイトの顔と名前が一致しない
娘の通う幼稚園では、お便り入れ・ロッカー・上着かけ用フック等の個人識別のために下の名前が表示されています。
同じ名前の子がクラスにいた場合は、名前の後に姓の頭文字が表示されます。
※例
Marco Rossi=マルコ(名)ロッシ(姓)ならMarco.Rという風に
顔写真付きだと、子供の顔と名前が一致してわかりやすくありがたや♪なのですが。(なぜか娘のクラスだけ写真がありません。先生がズボラなのでしょうか…?)
日本人の私からすると、西洋の子は見た目が似ていて見分けの付かない子もいるので、顔写真と名前のセットは非常に重要なのです。
園ママグループチャットがカオス
さらにクラスの保護者グループチャットに参加しているのですが、園ママたちが下の名前やニックネームでユーザー名登録していると、誰なのか、どの子の親なのか判断しづらいです。
母親と子供の姓が違う点もややこしい。
(※基本は夫婦別姓で子供は父親の姓)
チャット内は園児の名前と、その子たちの兄弟姉妹、園ママの名前(しかもニックネーム)までたくさん出てきてオマケに園ママと、園児と名前がかぶってたりするのでトークを目で追いかけてる私の頭はもう大混乱しまくってます。イタリア語ってだけで大変なのに。
プロフィール写真が親子で撮ったもの、もしくは子供の写真に設定されていたら誰のママなのか本当にわかりやすくてありがたいですね。
ちなみに初めて会う日本人親子でも、何かの集まりで何組か一気に連絡先交換をする際、後からわからなくなる事があるので対策としてアドレス帳登録をする時にママと子供の名前&特徴を一緒にメモすることにしています。
イタリア人に自己紹介された時
初対面のイタリア人でも、友人・知人のと同じ名前だと、「あ、フランチェスコね、あの人と同じだわ」と関連付けて覚えるのは簡単なんですが、後から連絡を取りたいときにスマホのアドレス帳を見てどっちのフランチェスコさんかな??なんて迷ったりもします。
反対に聞き慣れない初めての名前は、響きがおもしろい、変わってる?!え、そんな名前もあるの?!なんて印象が強くその事ばかりに気を取られ肝心の名前が頭に入ってきません。似た雰囲気の違う名前で覚えてしまうことも。
他には、イタリア人なんだから当然イタリア名と思いきや外国名だったりで、SNSやグループチャットで名前を入れてメッセージを送りたいときなんかに、あれ?あの人イタリア名でよかったんだっけ?最後e付けるんだっけ?付けないんかーい!!なんて迷うことがあります。
※例
Davideダビデと思いきや…Davidデイビッド○
Micheleミケーレではなく…Michelミシェル○
上記のような理由で私は非常に困惑しております。この点、イタリア人は他人の姓名をすぐに覚えるのが優れてるような気がします。挨拶やお礼を言う際にさらっと名前を付け加えちゃう感じなんかは見習うべきイタリア人の素敵なところです。
対策を考えてみた
園ママのグループトークのやり取りをする中でイベント参加者の有無を募る流れになった際に、ママたちが自分の子供の名前をあげたらその都度、地道に母子の名前をペアリングしてスマホのメモ帳に登録しています。
それでもやはり、グループトークでよく目にする名前はわかっても実際に幼稚園や誕生日会などで会ったときに名前と顔が一致しない問題は解決してないのですが。
勝手にあのママがエヴァかしら?いつも強気な発言をするロレンツァはあの人?…なんて憶測して楽しんだり。
手っ取り早いのは話すタイミングがあるときに自己紹介し合ってどの子のママか聞いちゃうことなんですが、なんせ人見知りなもので挨拶だけで終ってしまう…相手側からいきなり自己紹介されても咄嗟のことで名前を覚えきれない…
うっかり忘れてしまった名前を気兼ねなくスマートに尋ねられる度胸が欲しいものです。
夜遅くまで子供を連れ回すイタリア人 未就学児の就寝時間は?
- 子供を何時までに寝かせるべきか?
- 我が家の生活リズム
- 子供が出来てから
- ますます乱れる就寝時間に困惑
- 4歳になった現在、21時過ぎからピッツァとポテト、そしてジェラート、その後のルナパークやボーリンに遊びに行くような流れになってるらしい。
- まとめ
子供を何時までに寝かせるべきか?
日本では19〜20時までに子供(乳児〜小学校低学年)を寝かせるという多数意見をママ専用SNSや某質問サイトで拝見した。21時ではもう遅いらしい。
え!ウソでしょ?19時なんて早すぎる。みんな良親ぶってウソ言ってるんじゃないのと疑ってしまいたくなるほど衝撃的!!
我が家では早めの夕食の時間帯…
自分の幼少期(平成初期)を思い出してみても、日曜日なんかは18時スタートのちびまる子ちゃん〜20時終わりの世界名作劇場まで見てその後のバラエティも見てから寝てた記憶がある。
19時に寝かせるためには17時から夕食&風呂&就寝準備しないと間に合わないじゃない…4歳の娘の習い事が17時から始まるわよ。
私個人の見解で、イタリアの一般家庭の夕食は20時半頃が平均だという認識。
子供のクラスのお誕生日会も16時〜19時だったり、幼稚園の行事も父兄の就業後の平日17時〜22時なんてこともある。
とてもじゃないけど現在の日本の常識的な子供の就寝時間は模範出来そうにない。
そう思っていたら、某質問サイトの回答でアメリカ人やヨーロッパ人は日本の子供の就寝時間(21時)が遅いと驚いていたと書いてあるではないか。アメリカやフランスでは19時には子供をベッドルームに行かせるという。
ちょっと待ってくれ!同じヨーロッパのイタリアでは子供を夜遅くまで連れ回す親はよく見るわよ?特に夏のフェスタやバカンス時期なんて夜の公園で子供が遊んでたり、0時近くまでベビーカー押してる光景はよくある…イタリアが特殊なの?
残念ながら私にはこの事を確かめられるほど仲良くお話できるイタリア人ママがいない。それは私の語学力の乏しさから壁を作っている所為なのだが。
我が家の生活リズム
徹底した規則正しい生活は送っていない。
私たち夫婦は新婚当初から季節(夏の日長や冬の短日)やその日のスケジュールに合わせ、良く言えば柔軟性を持ち臨機応変に対応、悪く言えば時間にルーズに過ごしてきた。そうしようと夫婦で話し合ったわけではなく、ストレスなく時間に拘束されないで生活するのが理想的だと二人とも当たり前に考えていた為。
23時頃にベッドに入る私と、独身気分で夜遊びをし朝方眠りにつく夫。
子供が出来てから
子供が1歳頃になり1日の生活・睡眠サイクルが安定してきた頃から、成長発達を考慮して21時を基準に寝かしつけを心がけていた。
24時間子供のリズムに合わせる生活をしている私に対して、夫は大人のリズムに子供を合わせようとしている。この意識の違いが意見の食い違いになってよく口論に発展する。
娘が2歳になった頃から徐々に寝かしつけのコントロールが難しくなってきた。義実家に遊びに行くと夕食が遅いし、その後の娯楽タイムでテレビを見ている義家族に興奮して娘が寝なくなってしまったのだ。
23時まで起きてる娘と遊ぶ義両親。子供を早く寝かせた方が良いという考えはない様子。
ますます乱れる就寝時間に困惑
3歳になり幼稚園が始まってからは特に規則正しい生活を心がけて、21時就寝を意識していたが子供も意思を示すようになり反抗もしだすし、普段はママ大好き!でも、躾の事で厳しいママは大嫌い!!甘やかしてくれる自堕落パパの方に逃げるようになってしまった。
夫は子育て知識を学ぼうとする気はまったくなく、私の話に耳も傾けない。子供の我儘を何でも容認することが愛情だと思っているよう。
私が就寝前に必死に歯磨きさせたにも関わらず、ジュースやジェラートやチョコレートを隠れて与えたり。でもバレバレ。
21時以降もTVやスマホでアニメを見せたり。
週末ともなれば、夜に子供を連れて親友親子のところへ遊びに行くようになってしまった。
私もついて行き目を光らせておきたいが、夫の親友夫婦(いわゆる若いDQNカップル)とは反りが合わず知り合って6年近く経つが未だにCiaoしか言葉を交わしたことがない。
そこの親友夫婦にはうちの娘より1つ上の女の子Fちゃんがいて、娘とFちゃんは仲良くなってしまったのだ!!!軽くショック!!
仲良しのお友達がいることはとても良いことだし、DQNカップるのお子さんだからといってその子が悪いわけじゃない。ただ、我が娘に悪影響がないとは言いきれないじゃない…
近所に日本人も含めママ友がそんなにいない私には、娘を同年代の友達と幼稚園や公園以外で遊ばせてあげることが出来ないので、娘もいつもつまらないだろうし。夫側に任せるしかなく、悔しいけど渋々、たまの週末には夫の親友家族や義家族のところへ娘をお泊りに送り出してあげることにしている。
栄養バランスのよい食事&少しのドルチェ&就寝前の歯磨き&22時就寝を約束させて送り出すのだが…
4歳になった現在、21時過ぎからピッツァとポテト、そしてジェラート、その後のルナパークやボーリンに遊びに行くような流れになってるらしい。
昨晩22時に泊まり先から電話をかけてきてくれた娘。楽しそうに過ごしてる様子が伺えた。もう寝るのかと思いオヤスミを言ったその3時間後…
日付の変わった深夜1時に夫からの電話。
その電話の向こう側からキャッキャとイタリア語で楽しそうに騒ぐ娘の声!?!?!?
私「娘、まだ起きてるの!!!?
早く寝かせなさい。やっぱりあなたの友達はバカ夫婦だね。こんな時間まで子供を、寝かせないなんて頭がおかしい。もう二度と連れて行かせませんから。」
と言ってやった。バカや頭がおかしいのところは汚いパロラッチャ(俗語)。
夫も大概DQNである。夫のせいでイタリア語が乏しにも関わらず、無駄にパロラッチャだけは色々覚えてしまった。
まとめ
我が家は21時〜22時の寝かしつけがやはり親としても無理がないし、子供の起床もすんなりいくので理想なのかと思う。
今後、娘のお泊りの件は私の悩める課題である。
実際、よそのまともなイタリア家庭では何時までに寝かせているのだろうか?
とても興味深い。
長女のいびきはアデノイドと扁桃腺肥大が原因?!③【イタリア耳鼻咽喉科を受診】
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⬆前回の続き
耳鼻咽喉科 予約当日(11月10日)
私は別件で娘を連れて行けなかったので夫が半日休暇を取り、長女も幼稚園を休んだ。
が、この日はショーペロ!!!
チェントロの少し先の中途半端なところでバスは停車。乗客はみんな降ろされてしまったという。
夫は運転手の情報を頼りに別のバスに乗って目的地近くまで来たが、その辺にいた通行人の曖昧な道案内によって病院まで遠回りするハメになり30分近く無駄に歩いたという…
そしてやっとの思いで辿り着いた耳鼻咽喉科。
ここでもまた一難!!
予約してた時間に医者がいない!!!
病院側は事前に夫の携帯電話に連絡したし、家に予約変更の手紙を送ったと言ってたらしいがそんなものは一切きてない。
仕方なく別の日に再予約し、タクシーとバスで帰ってきたのは夜19時半だった。
午後から仕事に戻るはずだった夫は上司に怒られたという。
耳鼻咽喉科 再予約日(11月14日)
午後18時半の予約で仕事を終えた夫が娘を病院まで連れていった。
今回はバスでスムーズに行けたらしく21時に帰宅した。
診察内容はというと、扁桃腺肥大との診断結果。アデノイドはこの医者は診られないとの事でまた別の予約が必要と告げられたらしい。
な〜に〜!?耳鼻咽喉科医なのに扁桃腺とアデノイドどっちも診られないだって?!
何度手間かけさせるつもり!!!
悪い癖だとはわかっているが、やはり日本の病院と比べてしまう…
あぁ…あの日本でかかった耳鼻科は徒歩圏内で、当日予約OKですぐにカメラでアデノイドも診てくれて、手術も日帰りで出来たんだよなぁ〜…
なんて悶々と考えてしまう。
そして日本の実家の母に愚痴る。
母もイタリアの医療事情には驚き、呆れている。
アデノイド検査のための予約
かかりつけ小児科に電話し、受付係に状況説明をしたら医者が予約を取るためのリチェッタを用意してくれるとのことだった。
また直接、医者と面会しなければいけないと思っていたので、電話で済んでよかった。
翌日の午前中に私は小児科へ。受付の脇に置いてあるたくさんの封筒の中から娘の名の封筒を漁り、リチェッタを受取った。(正しくは勝手に持ち去った)
その足で薬局のCUPへ。前回と真逆に位置する隣町の病院を予約。バスで20分で行けるらしい。
いや本当に時間がかかるな…最近、娘のいびきも驚くほど静かになったし本当に必要なのかと、まだ迷ってしまう。
⬇次回へ続く
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長女のいびきはアデノイドと扁桃腺肥大が原因?!②【イタリア耳鼻咽喉科の予約】
⬇前回【日本の耳鼻咽喉科】の続き
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今秋、幼稚園での集団生活も始まり肌寒くなってくる季節。10月半ば頃から空気も一段と乾燥。咳も出てきて、いびきも復活してしまったんですね。
例のごとく、私はイタリアの医療機関嫌い。
よっぽど酷い咳や高熱も出てなければ小児科には連れて行く必要ないと思っている。
薬局で処方箋なしで購入できるgrinTuss(グリントゥス)
という咳用のシロップを飲ませて様子を見ていた。
15ユーロ程度
この薬はハチミツとイソジンを混ぜたような味。ハチミツベースとなっていて子供たちが大好きなお薬♡食いつきが凄い!!
よっぽど美味しいのか無理やり咳込むフリをしてまで飲みたがる。
ただ、毎日与えてるわりに効果のほどはというと…イマイチ??でも飲ませないと薬信者の夫がうるさいので与えてる。
小児科Pediatria(ペディアトリア)を受診
そんなある日、長女が義実家にお泊り行ったら。。。
義実家から電話が。
義父「長女ちゃん咳も出てるし、鼻詰まりしてるから小児科に電話した。今日の午後16時に予約取れたから義母か義妹が連れて行くから。場所はXXX(住所)だよね?」
とのこと。
何を勝手にしてくれてるんだという気持ち半分、申し訳ない、助かりますという気持ち半分、複雑。
私「あぁ、すみませんありがとうございます。では私も行くので小児科の前で待ち合わせましょう」
と返事をした。
予約の2時間前に早々と義妹が長女を連れて家に来た。話が違う。ちょっとイラっとするもまぁいいか。。連れて来てくれてありがとう。
義妹は私よりも10個近く若い。
友人の如く仲良く話すこともあれば、ときに小姑という言葉がピッタリくるほど目障りだと思ってしまうことがある。多分、年上の私に対してなぁなぁな態度だったり出しゃばってくる感じが受け付けないのだろう。
予約時間10分前に小児科に着いた。
通常、当日の予約患者は風邪だろうが高熱だろうが予約時間に関係なく後回しにされる。
私達より後に来た、定期検診の患者3組が先に診てもらっていた。
イタリア人は話が長いので1組に2,30分は余裕でかかる。
待ちぼうけ、待ちぼうけでようやく呼ばれた。私の苦手な女医。
物腰の柔らかいエレガントな貴婦人なんだけど、笑顔も少なく不安げで優柔不断な感じ。
イタリア語があまり得意でない私に変わって責任感強く仕切り屋の小姑がはりきって話しだした。
小姑「私はこの子の叔母です。咳が酷いしいびきがすごいんです。きっと扁桃腺肥大だと思います。子の父親も子供の頃に扁桃腺肥大で手術してますから」
ファーー!!
義両親の受け売りかい?義母にそう言うように言われたの?
女医はひとまず長女を診察した後に、夏前に私が耳鼻咽喉科の予約を取りに来たことを思い出した!
女医「耳鼻咽喉科には連れて行ったの?」
私「日本に帰っていたので…」と
ここまで話して、私は日本の耳鼻咽喉科に連れて行ったと続けたかったのだが、と小姑が二人で話始めて私が口を挟む隙がなくなってしまった。
耳鼻咽喉科には連れて行っておらず、放置したままみたいに話が進んでる。
扁桃腺、扁桃腺とうるさい小姑に、
女医がいびきは扁桃腺よりアデノイド肥大が原因の可能性があるから〜なんちゃらと話していた。
私が小姑にすでに1度アデノイドは診てもらっている旨を話そうとしたけど、まぁ人の話を聞かない。
だんだんイライラしてきた。
この子の母親は私なんですけど!!!
女医は問診しながら処方箋を書いた。
吸入薬エアロゾルは長女が非常に嫌がるのでNGだと伝えると鼻に直接入れるタイプの薬にしようと言っていた。
耳鼻科の予約を取る
診察が終わって、耳鼻咽喉科での検査を予約するために薬局内のCUPへ。
一番近い日で予約を取れるのが来週。チェントロまで出て反対方面の市なので電車に乗って行かなければならない。
面倒だ。
12月ならバスで20分のところで予約が取れる。来年の2月ならバスで10分のところ。
正直私は急いでも焦ってもなかったので、その辺りの時期で良いと予約を取ろうとしたら、また小姑が横槍を入れてきた!!
小「NO!NO!早く行かなければならないわ!一番近い日で」
私「こなくそ〜っ!!!」(心の声)
それから点鼻薬ともう一つの薬を購入して帰宅。
帰ってきた夫に、今日の診察のことと、義妹の(夫、義父、義弟も)人の話を聞かないところがモヤモヤすること、横槍されて不愉快だったことを愚痴った。
少しは味方になってくれると思いきや、
夫「なんで義妹に感謝できないんだ?
それに日本のその耳鼻咽喉科の意見だけを鵜呑みにするのはよくない。セカンドオピニオンも必要だ」
私「日本の先生は手術が必要ないなんて言ってない。私が様子を見てみようと思っただけだ」
夫「君は素人で医者じゃないだろう?なにもわからないのに勝手に判断するな!」
なんて言ってきたから、もう悔しくて悔しくて、こなくそ〜!!!
⬇【イタリア耳鼻咽喉科を受診】に続く
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長女のいびきはアデノイドと扁桃腺肥大が原因?!①【日本の耳鼻咽喉科】
1歳の頃から、特に冬になると鼻詰まりしていて就寝時のいびきは大人顔負けだなぁとは感じていた。
かかりつけ小児医からは幼児用の点鼻薬の処方箋をもらい薬局で購入。効果があるのかはよくわからないが、寝苦しそうにしてる時はこの点鼻薬をよく使っていた。
2歳の頃から義家族の家に一人でお泊りもするようになった長女。
そのいびきの大きさに義両親も驚いたと話していた。
義両親「息子ちゃん(夫)も子供の頃によく熱を出すから何でだろうと思っていたけど、扁桃腺を取ったらすっかり病気しなくなったんだ」
私はまた、息子ちゃんの話が始まったと半ば流すようにこの話をいつも聞いていた。
あなた達の息子ちゃんはそうかもしれないが、私の娘は違う!一緒にしないで!という気持ちから。
しかも夫は今でもものすごいいびきをかくし、睡眠時無呼吸もあるし、だらしなく口ポカンのときも多い。息子ちゃんの方がもう一度受診する必要があるのでは?!と言ってやりたい。
それから3歳、4歳になり相変わらず大きないびきの長女。
無呼吸と言われれば数秒間、その様な状態もあるかな?という感じで大袈裟には考えていなかったのだけど。
普段からポカンとだらしなく口を開けている事は私も気になっていた。
寝てるときも口ポカンのためかだんだん口臭もしてくるようになった。
長女が泊まりに行くとまた扁桃腺肥大のことを言ってくる義両親に内心イライラしていた。
長女と四六時中いっしょに居るわけじゃないのに、親ヅラして言わないでと!
長女が4歳の今年、アデノイド顔貌を知った。
…うん、たしかに長女の顔つきって生まれつきアジア顔だしこんなもんなだと思ってたけど、言われてみるとアデノイド顔貌になってきてないか?と気になってきた。
医療系に関してはよくわからなくても、容姿に関しては気になる母心。
だって女の子だもん、口が臭いとか口ポカン、横顔ぶさいくなんてダメダメ!!!
ここで漸く、かかりつけ医に鼻詰まりが酷いことを相談しにいくことに。
少し話がそれるけど、私はイタリアの医療機関が大嫌いで、出来れば遠ざけて生活したいと常々感じていた。
だって何度も予約のために足を運び、何時間も待たされ、専門医に診てもらえるのはまた何週間も先だったり、場所も遠かったり…こんな事情があると知っていればイタリアに嫁がなかったのにと心底後悔している。
ドクターから耳鼻咽喉科の予約のための用紙を受け取り、薬局内にあるCUPで予約を取った。
日本への里帰りの予定があったので予約日は2ヶ月ほど先となった。
日本では、湿度のある気候のおかげなのか夏だからなのか全くいびきもかいていなかった。鼻詰まりもないので、なんだやっぱり心配する必要なかったのではと安心した。
そう!!この4年、毎年思っていたのだけれど鼻詰まり、いびきが酷いのは冬季限定でほかは至って穏やかな眠りなのだ。
まぁせっかくなので、日本滞在中に耳鼻咽喉科にかかっておくことにした。
ほかに歯科や小児科にも行ったが、イタリアのそれとは違って当日に電話かネット予約できること(予約なしでもそんなに待たずに診てくれるところもある)
子供が飽きないようにキッズスペースが充実していることや、診てほしいところを当日にすぐ診てもらえることが素晴らしすぎた!!!薬も数日分の必要な量だけ処方されるので、イタリアみたいに薬局で10€以上もする薬を購入して結局そんなに服用しないまま消費期限が過ぎて破棄なんて勿体ないこともしなくて済む。
これは日本にずっと住んでいたらわからなかった有り難さだろう。
だいぶ話が逸れたが、耳鼻咽喉科では子供二人とも耳垢を取ってもらった。モニターに映し出される娘たちの耳の中。子供たちもおもしろがって全然嫌がらなかった。
長女は鼻詰まりといびき、口ポカンの相談もしてみると、すぐに鼻から細い管のカメラを入れてモニターで見せてくれた。
先生「アデノイドが少し大きいですね。まぁ4,5歳を、ピークに小さくなっていきますよ。気になるなら取っちゃうこともできますけど。どうします?」
え?!そんなこっちに丸投げなんだ?
…えーどうしますか?って言われてもよくわからんなーと頭をぐるぐる悩ませた。
もっと先生側から切った方がいいですね、とか言ってくれると思ってたから。
私「大体、他のお子さんは何歳頃に手術するんですか?」
先生「そうですね、小学校に上がる春休みのタイミングで取る子が多いですよ」
先生「睡眠時無呼吸症ですか?」
私「時々その様な状態になってますけど数秒間くらいです」
先生「まずは無呼吸症の検査をして…」
とういう話を聞かされた。
今すぐに私だけじゃ判断し兼ねるし、4歳過ぎたらアデノイド小さくなるって言ってるし、今手術なんて長女が可哀想な気もするし、あと1年様子を診てみようかしら〜とむやむや考えて何もしないまま帰ってきた。
因みにこの耳鼻咽喉科は実家から近所にあって通いやすく、しかも日帰りでアデノイド手術が出来るらしくここを選んで行った。
もし必要性を感じたら来年の里帰りの機会にでも手術させようかとふんわり考えてた。
その後、イタリアへ戻ってきたがもう耳鼻咽喉科には行ったし、予約の耳鼻咽喉科はかなり遠い場所だったのでキャンセルした。
ここまでが長女4歳夏の話。
【イタリア耳鼻咽喉科の予約】に続く
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