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Ciao Mamma♥チャオマンマ

イタリア生活の備忘録

イタリアの幼稚園【申請手続き編】

公立(市立)幼稚園の申請は?
新年を迎え少し落ち着いてきた1月下旬〜2月初旬、この期間にオープンキャンパス(説明会)と入園申請手続きがありました。

長女の時は全く右も左もわからない状態でした。夫も初めての事なので知識なく、子供の事に関しては興味もないといった様子…

日本人の先輩ママからアドバイスを頂き、市役所(コムーネ)で申請するところまで理解しました。自分で市役所のHPを見て情報を得られれば良いのですが、私の語学力、理解力の乏しさでは限界がありました。頼りにしたいイタリア人の夫は活字を読むのが億劫なのか協力的ではなく…
私は呆れて、「もういいです。長女は日本の幼稚園に入れますから!」と何度口にしたことか。背中を押して、押し倒してなんとか市役所へ訪ねてくれました。


入園手続き方法は、自治体によって異なるようです。
・ホームページからのみ申請可能
・市役所から申請書を受け取り、記入、提出
・直接、幼稚園に電話する、訪問してみる等…

2月初旬。この時点で、市内にある3つの公立幼稚園の見学会日がすべて終わっていると発覚!申請書の提出期限も1週間後に迫っていました。
幼稚園の下見もしてないままどのように選べばいいのか悩み…

とりあえずグーグルマップでそれぞれ自宅からの距離を見て、近い順に第三希望まで選びました。

選考方法は?
点数で決まります。共働き、片親、本人や親にハンディーキャップがある等が優先されて同点だった場合、誕生日で順位付けされるようなので、早生まれはラッキーです。

どの園を選ぶにしろ、うちの家庭状況の場合、私が専業主婦なので一番低い点数になります。なので希望に沿ったところへ入れるかは運次第だなと思いました。

結果は?
第一希望は一番人気の大きめの園でここは外れてしまい、第二希望に決まりました。しかし午後4時半までの希望は通らず。午前中(昼食後の帰宅)なら空きがあるということでした。
第三希望園なら午後まで預け入れ可能とのことでしたが、自転車もないのでバスに乗って通わなければならない場所にあるし大変なので却下。
このままイヤイヤ言ってたら空きがなくなり高い費用を払って私立に通わせることになってしまう。そんな余裕うちには無い!!!

仕方がない、公立に通えるだけで有り難いと思わなくては!第二希望の園で了承するという内容の用紙にサインをしてまたコムーネに提出しました。

公立は給食費のみの負担で、それぞれ家庭の所得税によって金額が決まります。
一番下のランクで2ヶ月分が60〜80ユーロ程です。
日本の認可保育園以下の費用ですもの。
有り難いと思わなくては!!

この金額ですので、幼稚園での学習やプログラムにはあまり期待しないことにしました。親の手を離れ、同じ年齢層の子どもたちと過ごすという事が何より大切ですよね。